急流救助 パート3

川には流れがあると川の防災パート2でお伝えした。
この流れについて深く考え話をするのは私の知識力では完璧にお伝えできないので

各自勉強してください。

 

流れが速いほど水圧が大きくなると言うのは、もう今では言うまでもない。では白く泡立つ流れの速い場所、白く泡立ちは無いが流れが速い場所、両者の流れの速さは同じとした時どちらが圧力が高いだろうか。

(白く泡立つところにはエディがあっちこっちに出来ているので早く見えても水圧が小さい時もあるのだがそれは無視してもらって流れの速さは同じとした時)

※エディ・・・・障害物の下流側、淀み

 

極端に言うと、風の速さと、水の流れの速さが同じ時、それらが当たる面積が同じ時。当然、大きいのは圧力は水が当たっている時だ。この水が砂などまざり粘性が出てくるとより圧力は大きくなる。そして、浮力も増す。土石流で大きな岩が転がるのはこの粘性が増せば浮力が大きくなり大きな岩をも浮かし流してしまうのだ。

 

沼地にはまった時、水にはまった時、沼地の方がゆっくりと沈んで行くと言えば浮力が増していることがわかるでしょうか。土石流で大きな岩が流れてくるのは単に流れがめちゃくちゃ速いわけではない、浮力が大きくなるからだ。浮力が大きいと言っても粘性が高い分、身動きは取りずらくなるので近づかない!と言うのは言うまでもない。